2014年4月11日金曜日

「まぜる」 目からウロコ料理術3

こんにちは。

狭山de雑穀ごはん
つぶつぶpure-life 

を立ち上げた さかの じゅんこ です。

今日は、私がつぶつぶに出会って、目からウロコの料理術をしったときの話しの3回め!

 「ところで、2回目のあと、次はいつよ」・・と、言われて、あわてて書きます!

前回「まぜない・さわらない」を書きました。

 料理イコール「まぜる」だった私は、なんでもかんでも
鍋の中は混ぜれば、いいと思っていました。

なるほどーと、共感をたくさんいただきました。


そういっておきながら、今回は真逆の「まぜる」です。

まぜる とは、

材料を同じ容器に「いれる」だけ、とは違います。

また、菜箸や、泡立て器を「まわす」だけとも違います。

 そんな視点でみるようになったきっかけは・・

以前、料理教室で、油と梅酢を混ぜるだけのドレッシングを教えた際に、
できあがりがまったく違うモノができていたのです。

「混ぜ方が足らないな〜説明不足だわ・・・」と、反省しつつ、
その時は作り直してその場を終えました。

それから、また数年後・・

溶き粉を作るシーンで、
小麦粉と塩を水を混ぜるのですが、違うモノができる人がいました。

それまで、「まぜる」ということをフォーカスして考えたこともなかったのですが、
まったく別物になった溶き粉を見て、
最初は原因がわからず・・・

「それって、もしかして、箸を回しているだけだね?(笑)」と気がつきました。

再度、粉全体が水をちゃんと含んでいく気持ちで、
ボールの底からかき混ぜてあげると、ちゃんと出来上がりました。


「まぜる」とは、
個々の特性を生かして、新しいハーモニーをつくること!
素敵な作業だね。
食材が一体になり整った出来上がりは、ただの溶き粉でさえ、美しいです♪

決して、ぐちゃぐちゃにして、組織を壊すことでなない〜〜〜〜!!

と、偉そうに書いていますが、
それまでの私は、たまたま出来ていて、
自分の中で「まぜる」に対して、これといった確立したものがなかったのだと思います。

だから、他の人が違うことをしたときに、
味の違いがわかっても「技」としての違いがすぐにわかりませんでした〜。

煮物だったら、最初は「まぜない」。
さわらずに、個々が煮える時間。
そして、それぞれの用意が
できたら、せーのっ!と「まぜる」。

「まぜる」 ことをフォーカスしたら、
より「まぜない」意味も理解できてきました。

すべての工程が、その時、その調理過程の旬♪

ぜひ、今日は「まぜる」ことにフォーカスして、
まぜることの発見を楽しんでください!


今日も、ありがとうー♪


 「コクの出し方」 目からウロコの料理術1回目>>
「まぜない・さわらない」目からウロコの料理術2回目>>


◎◎ おまけ ◎◎

私は小学生からケーキを焼いていました。
まぜるシーンって何度もあったんだけどなぁ。。と
振り返ると・・・・・

うーん、、、まぜるって、泡立て器で必死にメレンゲつくったり・・記憶が強烈。
でも、小麦粉もダマにならないように、ちゃんと切るようにまぜていました。

う〜ん、なんとなく出来ていたので
改めて考えたことがなかったのかもしれない。

それを、改めて意識化すると、気持ちいい。

菜種油のコクとまろみ、梅酢の酸味のハーモニーでできるドレッシング♪
一体になったプルプル感、わかりますか?

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